これまでさまざまな英語の試験を受けてきましたが、試験対策で難しいと感じるのがライティング。基本的な書き方を学んだり、お手本になる文をコピーするなど、自分でできることはありますが、最終的にはプロからフィードバックをもらうのが一番学べると感じます。
とはいえ、いざ添削をお願いしようしたら、どこに依頼すればよいか、費用はどれぐらいかかるのか、など悩んでしまいました。そこで、「フルーツフルイングリッシュ」「アイディ」「ポリゴ」の3社で添削トライアルをしました。
英文添削は、目的や長さによって求めるものが大きく変わるので、今回は英検準1対策という前提で「 Agree or disagree: The Internet and smart devices have improved communication between people.」というトピックで書いた約140語のエッセイを提出しました。
結論からいうと、スピード、添削内容、サービスともに3社とも満足のいくレベルだったので、あとは相性で選んでよいと思います。金額は、英検準1級ライティングの場合、1200~1500円が相場といったところです。
個人的に一番ピンときたのは「ポリゴ」、幅広い層に勧めやすいのは「フルーツフル」、価格では「アイディー」に引かれました。以下、それぞれについてもう少し詳しく書きます。
フルーツフルイングリッシュ
【トライアル料金】実質無料(登録するとチケットが2枚もらえる)
【添削1回分(120-150字)】※:1100円
【コメント】
- △添削結果が独特の記入法なので、理解するのに少し慣れが必要だった
- △カウントが文字数(個人的には語数でカウントするほうが好き)
- チケットの最低購入価格が22,000円。1回分にすると決して高くないが、チケットを使い切る覚悟が必要。さまざまなサービスがあり、自分のニーズに合わせて選びやすそう。サイトやメルマガが充実していて活気を感じる。総合的にだれにでも勧められそう。
詳細▶ フルーツフルイングリッシュ
ポリゴ
【トライアル料金】わたしの場合は568円 500文字(約80語)を無料で添削してもらえるので、余分の文字数×2円で支払った
【添削1回分(120-150字】※:1200-1500円ぐらい
【コメント】
- 〇添削は細かくないが簡単な解説をつけてくれた。その内容が端的で印象に残りやすかった
- 〇ライティング1つから気軽に出せる
- △カウントが文字数、「1文字いくら」で支払うので料金計算がややこしい
- △サイトが見にくい、情報が見つけにくい
- やりとりは英語(本拠地:ニュージーランド)なので中級者以上におすすめ
詳細▶ ポリゴ
アイディー
【トライアル料金】1200円 100ポイント(約80語分)の無料ポイントがもらえるので、不足分のポイントを購入。ポイント最小購入単位は1200円。
【添削1回分(120-150字】※:900円【最安値】
【コメント】
- 〇単語数でカウント
- 〇割高(1300-1600円)にはなるが、ライティング1つからの添削も可能
※「120~150語の英文を10本、1~3か月で練習する」というイメージで、お得なプランなどがあれば利用した場合の最低料金を計算してみました。(1語=6文字で計算)
詳細▶ 英語添削アイディー
まとめ
自分にとってよいサービス(=人にも勧められるサービス)が簡単に見つかると思っていましたが、実際は、それほどシンプルではありませんでした。さまざまな料金プランがあって、何度も電卓を叩きました。何を期待するか、事前にできるだけ明確にしておくと選びやすくなると思います。
私が一番アドバイスしてほしかったのは「一貫性のある内容展開ができているか」という点だったのですが、内容についてのアドバイスはどこからもありませんでした。事前に「内容や構成についてアドバイスがほしい」と伝えるべきだったというのが一番の反省点です。
複数の会社に同じライティングを送ったことは、添削結果が比較しやすく、よかったです。
今回たまたま当たった添削者から受けた印象を書きましたが、先生による差もありそうなので、今後 印象が変わることがあれば情報をアップデートします。
【番外】英語試験ライティングセンター
実はここもトライアルを予定していたのですが、トライアルに至りませんでした。ネットで検索してみると「日本ライティングセンター」という似た名前のサービスを提供してる組織と同じ系列のようです。ここを検討されている方は、契約前にレビューや評判をチェックし、他のサービス会社と比較トライアルをされることをお勧めします。
コメント