「リンガハッカーズ」はタクトピア株式会社が提供する中・高生向けオンライン英語プログラム。①リンガインタラクティブ ②リンガホーム ➂リンガライブの３つで構成されています。このうち社会人も参加できる②と➂を、6月から8月まで受講しました。
授業は週１回、Zoomで中継。レベル１（英検3級程度）・レベル２（英検2級程度）とも各1時間で、自分のレベル以外のレベルも聴講OKです。（最近は【レベル1】30分→【ゲストインタビュー】1時間→【レベル2】30分という構成です。）
扱われるトピック、セッティング、スタッフなど、すべてがフレッシュで前向きなエネルギーに満ちています。やる気があって志の高い中高生にはぜひ一度体験してみてほしいです。
授業で扱うテーマは月替わりで、たとえば、6月は「動物」、7月は「スポーツ」、8月は「ビジネス」でした。毎回、メインの教材（TED Edの動画など）が１つあり、そこに出てくる単語や表現を中心にポイントが解説されます。
単語や表現は講師の嶋津さんの得意とするところ。とり上げる単語の選び方や紹介の仕方が上手です。この講座をきっかけに単語や語源に興味を持てれば、中高生は英語の見え方が変わるでしょう。
教材の内容も興味深く、毎回新しいことが学べます。たとえば、「ナマケモノが動かないのはなぜか」「スターバックスはなぜオーストラリアでの展開に苦労したのか」など、この講座を通して知りました。
生徒のレベルと関心に合う教材を見つけるのはかなりの労力のはず。「毎週よくあれだけの教材を見つけてくるな」と感心しています。メインの教材に加え、関連記事や動画のリンクもあり、それぞれが興味をひく内容です。
さて、わたしが一番楽しみにしていたのは、毎週のゲストです。ゲストは、中高生の憧れになるような20～30歳ぐらいのバイリンガルさんたち。講師の嶋津さんが日本語で質問し、ゲストが英語で答えます。
どのゲストも、英語はもちろん、それぞれの目標に向かって進む姿がカッコよく、中高生にはもちろん、わたしのような大人にも大いに刺激になります。
そして、このプログラムに参加した決定的な理由が、ライティングの添削でした。毎月１つの課題について、まずアウトラインを作成し添削してもらったうえで、それをもとにエッセイ（レベル2は200語）を仕上げます。
200字のエッセイを1回添削してもらうには1500-2000円が相場と思っていたので、添削だけでも受講料（月額1980円＋税）の価値はあると入会を即決。
添削の内容も期待以上でした。文法や表現など英語そのもののチェックにとどまらず、アカデミックライティングの視点から、エッセイの構成・内容について的確なアドバイスをもらえることに大きな価値を感じました。
わたしが参加できなかった、中高生限定の①リンガインタラクティブ（参加型オンライン授業）は、1回2時間・月2回、ペアワークやディスカッションの繰り返しでスピーキングを強化するそうです。参加には少々勇気がいるかもしれませんが、思い切って参加する価値が必ずあると思います。
英語力とリーダーシップをみがいて世界に羽ばたきたいみなさん、一度「リンガハッカーズ」を体験してみてください！
コメント